“植村樣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うゑむらさま50.0%
うゑむらさむ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはおまへらぬから其樣そんにくていなことへるものゝ三日みつか交際つきあひをしたら植村樣うゑむらさまのあとふて三途さんづかはまできたくならう、番町ばんちやう若旦那わかだんなわるいとふではなけれど
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
植村樣うゑむらさまはしてくださるか、むゝはしてる、んでもる、はやくなほつて御兩親ごりやうしん安心あんしんさせてれ、いかとへば、あゝ明日あしたなほりまするとはゞかりもなくひけり。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
夫れはかたじけなし早く癒つて縫ふて呉れと言へば、左樣しましたらば植村樣うゑむらさむを呼んで下さるか、植村樣に逢はして下さるか、むゝ逢はして遣る、呼んでも來る、はやく癒つて御兩親に安心させて呉れ
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)