“うまざけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
美酒65.0%
甘酒20.0%
味酒5.0%
旨酒5.0%
芳酒5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芬々薫る処を、波々と、樽からいでくれたから、私はごくごくと傾けた。美酒の鋭さは、剣である。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一方大寺の方は、て道子の淋しい家庭生活をきき之に同情して居た際とて道子からの甘い言葉をきくと、学生たる本分も忘れ果て、ち不義の甘酒に酔うようになったのである。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
味酒三輪の山、青丹よし奈良の山の、山のまにい隠るまで、道のるまでに、にも見つつ行かむを、しばしばも見放けむ山を、心なく雲の、さふべしや」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
……どんなに妾が喜んだか、どうぞご推察くださいますよう。妾達二人はその時から、大変幸福になりました。妾達は恋の旨酒に酔いしれたのでございます。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と、とのさまは二合で、大分御機嫌。ストンと、いや、柔軟いから、ストンでない、スポンとて、肱枕で、阪地到來芳酒だけに、地唄とやらを口誦む。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)