“青丹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あをに45.5%
あおに36.4%
あおたん18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
味酒うまざけ三輪の山、青丹あをによし奈良の山の、山のまにい隠るまで、道のくまつもるまでに、つばらにも見つつ行かむを、しばしばも見放みさけむ山を、心なく雲の、かくさふべしや」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
青丹あおにの色の服に、柳の色の汗袗かざみで、赤紫のあこめなどは普通の好みであったが、なんとなく気高けだかく感ぜられることは疑いもなかった。
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
気をつけないと浅香さんが青丹あおたんをしますよ。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)