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甘酒
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うまざけ
ふりがな文庫
“
甘酒
(
うまざけ
)” の例文
そうして、真実、私と彼女は、其日初めて温室の中で諸々の花に囲繞されながら恋の
甘酒
(
うまざけ
)
の最後の澱まで飲み干して了ったのでございます……。
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
一方大寺の方は、
予
(
かね
)
て道子の淋しい家庭生活をきき之に同情して居た際とて道子からの甘い言葉をきくと、学生たる本分も忘れ果て、
忽
(
たちま
)
ち不義の
甘酒
(
うまざけ
)
に酔うようになったのである。
彼が殺したか
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
露のごと湧くや
甘酒
(
うまざけ
)
玉盃の曲
(新字旧仮名)
/
漢那浪笛
(著)
さあ柵を連れて来い! 島太夫、柵にこう云ってくれ。……戦いに
倦
(
あ
)
きた
宗介
(
むねすけ
)
が
生血
(
なまち
)
に倦きたこの俺が美しい許婚に
邂逅
(
ゆきあ
)
って恋の
甘酒
(
うまざけ
)
に酔いしれたくそれで帰って来たのだとな。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“甘酒”の解説
甘酒(あまざけ、カンシュ、醴)は日本の伝統的な甘味飲料の一種で、見た目はどぶろくに似て混濁している。甘粥(あまがゆ)とも呼ばれる。
主に米こうじと米、あるいは酒粕を原料とする。酒という名がつくものの、アルコール含有はわずかで、市販されている商品はソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類される。
(出典:Wikipedia)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
“甘酒”で始まる語句
甘酒屋
甘酒地蔵
甘酒進上
甘酒饅頭