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『玉盃の曲』
ふりがな文庫
『
玉盃の曲
(
ぎょくはいのきょく
)
』
ふくよかの顔面あげて 紅潮の浜にさすごと 華やかの笑みひろごりて まなざしの光すゞしく わが胸の奥には深く よろこびの影こそ跳れ わが耳に絃づる歌は 鶯の啼く音をこめね あたたかき玉の腕に 瑠璃色の酒瓶たたけば 白百合の花よりすべる 露のご …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「芸苑 第二巻第二号」1907(明治40)年2月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
酒瓶
(
もたい
)
絃
(
かな
)
天
(
あめ
)
腕
(
かひな
)
顔面
(
おもざし
)
甘酒
(
うまざけ
)
喉笛
(
のどぶえ
)
映
(
うつ
)
生命
(
いのち
)
絃
(
いと
)
縁
(
ふち
)
華
(
はな
)
追憶
(
おもひで
)