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甘酒屋
ふりがな文庫
“甘酒屋”の読み方と例文
読み方
割合
あまざけや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまざけや
(逆引き)
下足札はまだ木の
匀
(
にほひ
)
がする程新しい板の
面
(
おもて
)
に、俗悪な太い字で「雪の十七番」と書いてある。自分はその書体を見ると、
何故
(
なぜ
)
か
両国
(
りやうごく
)
の橋の
袂
(
たもと
)
へ店を出してゐる
甘酒屋
(
あまざけや
)
の赤い荷を思ひ出した。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
幸ひ
午近
(
ひるぢか
)
くのことで
見渡
(
みわた
)
す川岸に人の
往来
(
わうらい
)
は
杜絶
(
とだ
)
えてゐる。
長吉
(
ちやうきち
)
は
出来
(
でき
)
るだけ早く
飯
(
めし
)
でも
菜
(
さい
)
でも
皆
(
みん
)
な
鵜呑
(
うの
)
みにしてしまつた。
釣師
(
つりし
)
はいづれも木像のやうに黙つてゐるし、
甘酒屋
(
あまざけや
)
の
爺
(
ぢゝ
)
は
居眠
(
ゐねむ
)
りしてゐる。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
甘酒屋
(
あまざけや
)
の
爺
(
じじ
)
がいつかこの
木蔭
(
こかげ
)
に赤く塗った荷を
下
(
おろ
)
していた。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
甘酒屋(あまざけや)の例文をもっと
(3作品)
見る
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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甘酒地蔵
甘酒進上
甘酒饅頭
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