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あまざけ
月雪花は
魯か
犬が
子を
産んだとては
一句を
作り
猫が
肴を
窃んだとては
一杯を
飲み
何かにつけて
途方もなく
嬉しがる事おかめが
甘酒に
酔ふと
仝じ。
偖も吉兵衞は
素より
富る身ならねば
乳母を
抱ゆべき
金力も
無情け有家へ
便り
腰を
屈めて晝夜を
分たず少し
宛の
貰ひ
乳を
成又は
乳の粉や
甘酒と一日々々を
出雲大社などではこの日
魚膾を設けて
醴酒の宴をする式があった(大社志)。