“魚膾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うおなます50.0%
さしみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
出雲大社などではこの日魚膾うおなますを設けて醴酒あまざけの宴をする式があった(大社志)。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
八月二十二日に抽斎は常の如く晩餐ばんさんぜんに向った。しかし五百が酒をすすめた時、抽斎は下物げぶつ魚膾さしみはしくださなかった。「なぜあがらないのです」と問うと、「少し腹工合が悪いからよそう」といった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)