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いひあ
ふりがな文庫
“いひあ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
言合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言合
(逆引き)
言合
(
いひあ
)
はせたやうに、
一張
(
ひとはり
)
差置
(
さしお
)
いた、
眞
(
しん
)
の
細
(
ほそ
)
い、
乏
(
とぼ
)
しい
提灯
(
ちやうちん
)
に、
頭
(
あたま
)
と
顏
(
かほ
)
をひしと
押着
(
おツつ
)
けた
處
(
ところ
)
は、
人間
(
にんげん
)
唯
(
たゞ
)
髯
(
ひげ
)
のないだけで、
秋
(
あき
)
の
蟲
(
むし
)
と
餘
(
あま
)
りかはりない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
尾張
(
をはり
)
の
停車場
(
ステーシヨン
)
で
他
(
た
)
の
乗組員
(
のりくみゐん
)
は
言合
(
いひあ
)
はせたやうに、
不残
(
のこらず
)
下
(
お
)
りたので、
函
(
はこ
)
の
中
(
なか
)
には
唯
(
たゞ
)
上人
(
しやうにん
)
と
私
(
わたし
)
と
二人
(
ふたり
)
になつた。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あとの
二人
(
ふたり
)
とも、
此
(
こ
)
の
時
(
とき
)
言合
(
いひあ
)
はせた
體
(
てい
)
に、
上
(
うへ
)
と
下
(
した
)
で、
衣
(
き
)
ものの
襞襀
(
ひだ
)
まで、
頷
(
うなづ
)
いたのが
朧
(
おぼろ
)
に
分
(
わか
)
つた。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(3作品)
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