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いとだて
ふりがな文庫
“いとだて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
糸楯
27.8%
糸経
22.2%
糸立
16.7%
絲楯
11.1%
絲經
5.6%
糸径
5.6%
糸盾
5.6%
絲徑
5.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
糸楯
(逆引き)
雨のしょぼしょぼ降る午後の二時頃
菅笠
(
すげかさ
)
をかぶり、
糸楯
(
いとだて
)
を着て、わらじがけでとぼとぼと峠を上ると、
鬱蒼
(
うっそう
)
として頭の上に茂った椎の木の梢で、男と女の声がする。
怪談
(新字新仮名)
/
平山蘆江
(著)
いとだて(糸楯)の例文をもっと
(5作品)
見る
糸経
(逆引き)
彼の頬被りした
海水帽
(
かいすいぼう
)
から四方に小さな瀑が落ちた。
糸経
(
いとだて
)
を被った甲斐もなく総身濡れ
浸
(
ひた
)
りポケットにも靴にも一ぱい水が
溜
(
たま
)
った。彼は水中を泳ぐ様に歩いた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
いとだて(糸経)の例文をもっと
(4作品)
見る
糸立
(逆引き)
あとに
女
(
をんな
)
は
亭主
(
ていしゆ
)
が
帰
(
かへ
)
つて
来
(
き
)
たならば
飲
(
の
)
ませようと思つて買つて置いた酒をお客に
飲
(
の
)
ましてしまつたのですから、買つて置かうと
糸立
(
いとだて
)
を
巻
(
ま
)
いて
手拭
(
てぬぐひ
)
を
冠
(
かむ
)
り
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いとだて(糸立)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
絲楯
(逆引き)
松島から
中部
(
なかつぺ
)
まで、直下といつてもよかつた、東岸には中部の大村があつて、水楊は河原に、青々と茂つてゐる、裸体に炎天よけの
絲楯
(
いとだて
)
を衣た人足が、筏を結んでゐる、白壁の土蔵が見える
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
いとだて(絲楯)の例文をもっと
(2作品)
見る
絲經
(逆引き)
たゞ
絲經
(
いとだて
)
を身に着け、草鞋を穿いて、アルペン・ストックの代りに蝙蝠傘をついてゐるといふ不思議な行裝であつた。
山岳美観:02 山岳美観
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
しかもその登山者等の服裝は、決して往時の講者等の白衣、金剛杖、
絲經
(
いとだて
)
、草鞋なぞといふものではない。リュツクサック、アルペンストック、靴穿きである。
山岳美観:02 山岳美観
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
いとだて(絲經)の例文をもっと
(1作品)
見る
糸径
(逆引き)
始めは繋り合う木の葉に
遮
(
さえ
)
ぎられているが、次第次第に烈しく落ちて、枝がぬれ、幹がぬれ、草がぬれ、自分らの
纏
(
まと
)
っている
糸径
(
いとだて
)
がぬれ、果ては衣服にも
沁
(
し
)
み
透
(
とお
)
る。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
いとだて(糸径)の例文をもっと
(1作品)
見る
糸盾
(逆引き)
それは
糸盾
(
いとだて
)
を抱えた
辻君
(
つじぎみ
)
姿の
壮
(
わか
)
い女であった。
南北の東海道四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いとだて(糸盾)の例文をもっと
(1作品)
見る
絲徑
(逆引き)
始めは繋り合ふ木の葉に遮ぎられてゐるが、次第/\に烈しく落ちて、枝がぬれ、幹がぬれ、草がぬれ、自分等の纒つてゐる
絲徑
(
いとだて
)
がぬれ、果ては衣服にも泌み透る。
山岳美観:02 山岳美観
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
いとだて(絲徑)の例文をもっと
(1作品)
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いとたて