“絲徑”の読み方と例文
新字:糸径
読み方割合
いとだて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
始めは繋り合ふ木の葉に遮ぎられてゐるが、次第/\に烈しく落ちて、枝がぬれ、幹がぬれ、草がぬれ、自分等の纒つてゐる絲徑いとだてがぬれ、果ては衣服にも泌み透る。
山岳美観:02 山岳美観 (旧字旧仮名) / 吉江喬松(著)