“いちは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一羽85.7%
一把7.1%
一葉7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彈丸だんぐわんもの見事みごとその一羽いちはたをしたが、同時どうじ鳥群てうぐんは、吾等われら敵對てきたいいろがあるとつたからたまらない。
いへのかゝり料理れうり鹽梅あんばいさけあぢ、すべて、田紳的でんしんてきにて北八きたはち大不平だいふへいしかれども温泉をんせんはいふにおよばず、谿川たにがはより吹上ふきあげの手水鉢てうづばち南天なんてん一把いちは水仙すゐせんまじへさしたるなど、風情ふぜいいふべからず。
熱海の春 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そうしてお仙やお藤のように、詩人や墨客からも認められた。彼女の出ている一葉いちは茶屋、そのため客の絶え間がなかった。お杉はこの頃十七であった。
柳営秘録かつえ蔵 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)