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あかぐろ
ふりがな文庫
“あかぐろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
赭黒
55.3%
赤黒
27.7%
赭
4.3%
赤黝
4.3%
赧黒
4.3%
垢黒
2.1%
赫黒
2.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赭黒
(逆引き)
斧田が声をかけると、老人はしずかに振返って
赭黒
(
あかぐろ
)
い顔を愛相のいい笑いで崩しながら、べらを釣っているのだと答えた。
麦藁帽子
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あかぐろ(赭黒)の例文をもっと
(26作品)
見る
赤黒
(逆引き)
じゅくしたイチゴの
実
(
み
)
ばっかり、もうすっかり
赤黒
(
あかぐろ
)
くうれているのがいっぱい、雪のなかからあらわれてきたではありませんか。
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
あかぐろ(赤黒)の例文をもっと
(13作品)
見る
赭
(逆引き)
と、今まで
毅然
(
きぜん
)
として立っていた、直也の男性的な顔が、妙にひきつッたかと思うと、彼の
赭
(
あかぐろ
)
い頬を、涙が、
滂沱
(
ぼうだ
)
として流れ落ちた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
あかぐろ(赭)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
赤黝
(逆引き)
懐帳面
(
ふところちょうめん
)
の紙を引裂いたのらしく、丈夫な
三椏紙
(
みつまたがみ
)
で、たぶん血であろう、端の方にべッとりと
赤黝
(
あかぐろ
)
い
汚点
(
しみ
)
がついている。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
あかぐろ(赤黝)の例文をもっと
(2作品)
見る
赧黒
(逆引き)
腕は動かず、脂汗のにじむ
赧黒
(
あかぐろ
)
い頬骨をじりじりかたむけ、ぎらつく双眼から涙が二筋、繃帯のしたにながれこむ。
原爆詩集
(新字新仮名)
/
峠三吉
(著)
あかぐろ(赧黒)の例文をもっと
(2作品)
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垢黒
(逆引き)
白木綿に朱印をベタベタと
捺
(
お
)
した巡礼の
笈摺
(
おいずり
)
を素肌に引っかけて、腰から下に色々ボロ
布片
(
きれ
)
を継合わせた
垢黒
(
あかぐろ
)
い、大きな風呂敷
様
(
よう
)
のものを腰巻のように
捲付
(
まきつ
)
けている恰好を見ると
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
あかぐろ(垢黒)の例文をもっと
(1作品)
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赫黒
(逆引き)
しかし、道で道路工事をしている人々や、
日除
(
ひよ
)
け付きの牛車を
曳
(
ひ
)
いている人々が、どこの種族とも見受けられない、黒光りや
赫黒
(
あかぐろ
)
い顔をして眼を
炯々
(
けいけい
)
と光らせながら、半裸体で働いている。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
あかぐろ(赫黒)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
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しゃくこく
あか
あかっ
あから
あこ
しゃ
しゃこく