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赧黒
ふりがな文庫
“赧黒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかぐろ
66.7%
あかくろ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかぐろ
(逆引き)
それは洋服の男が
己
(
じぶん
)
の方へ向って云った
詞
(
ことば
)
であった。謙作は箸を控えて顔をあげた。洋服の男は
赧黒
(
あかぐろ
)
い細長い顔をこっちへ向けていた。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
腕は動かず、脂汗のにじむ
赧黒
(
あかぐろ
)
い頬骨をじりじりかたむけ、ぎらつく双眼から涙が二筋、繃帯のしたにながれこむ。
原爆詩集
(新字新仮名)
/
峠三吉
(著)
赧黒(あかぐろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あかくろ
(逆引き)
昔のままの薄あばたのある伊沢の
赧黒
(
あかくろ
)
い顔を見て山田は微笑した。
雨夜続志
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
赧黒(あかくろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
赧
漢検1級
部首:⾚
12画
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
“赧”で始まる語句
赧
赧然
赧顔
赧々
赧羞
赧茶
“赧黒”のふりがなが多い著者
峠三吉
田中貢太郎