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赧顔
ふりがな文庫
“赧顔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あからがお
66.7%
あからがほ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あからがお
(逆引き)
帳場の格子の
背後
(
うしろ
)
には、
二十
(
はたち
)
ばかりの色の
蒼
(
あお
)
い五分刈頭の男がすわっていて、勝手に続いているらしい三尺の口に立っている
赧顔
(
あからがお
)
の大女と話をしている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
とヨハンはでっぷりした腹部を
揺
(
ゆす
)
りつつ、
赧顔
(
あからがお
)
をなおからからと笑わせて一人先に橋を渡っていくのだった。
罌粟の中
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
赧顔(あからがお)の例文をもっと
(2作品)
見る
あからがほ
(逆引き)
軈
(
やが
)
て父は廻状の様なものを書いて、下男に持たしてやると、役場からは禿頭の村長と睡さうな収入役、学校の太田先生も、
赧顔
(
あからがほ
)
の富樫巡査も、
皆
(
みんな
)
莞爾
(
にこにこ
)
して遣つて来て、珍らしい雁の御馳走で
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
赧顔(あからがほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“赧顔”の意味
《名詞》
恥ずかしくて赤面すること。
(出典:Wiktionary)
赧
漢検1級
部首:⾚
12画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“赧”で始まる語句
赧
赧然
赧黒
赧々
赧羞
赧茶
“赧顔”のふりがなが多い著者
横光利一
石川啄木
森鴎外