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赧顔
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あからがお
ふりがな文庫
“
赧顔
(
あからがお
)” の例文
帳場の格子の
背後
(
うしろ
)
には、
二十
(
はたち
)
ばかりの色の
蒼
(
あお
)
い五分刈頭の男がすわっていて、勝手に続いているらしい三尺の口に立っている
赧顔
(
あからがお
)
の大女と話をしている。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
とヨハンはでっぷりした腹部を
揺
(
ゆす
)
りつつ、
赧顔
(
あからがお
)
をなおからからと笑わせて一人先に橋を渡っていくのだった。
罌粟の中
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
梶はホテルの者だろうと思って黙っていると、肥満した
赧顔
(
あからがお
)
の男が一人勝手に
這入
(
はい
)
って来た。
罌粟の中
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
“赧顔”の意味
《名詞》
恥ずかしくて赤面すること。
(出典:Wiktionary)
赧
漢検1級
部首:⾚
12画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“赧”で始まる語句
赧
赧然
赧黒
赧々
赧羞
赧茶