“まどろみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
微睡42.9%
交睫28.6%
仮睡14.3%
睡眠14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
微睡まどろみの睫毛はみてゐる。……囲炉裏に白くなつたおきを。(それが、宛らわたしの白骨、焼かれた残んのほねに似る)
(新字旧仮名) / 高祖保(著)
やをら動かし、交睫まどろみめたるほどにしんぞう
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
お末は抵抗もせずに眼をつぶつてぐつと飲みした。それから暫くの間昏々こん/\として苦しさうな仮睡まどろみに落ちた。助手は手を握つて脈を取りつゞけて居た。
お末の死 (新字旧仮名) / 有島武郎(著)
召捕べしと役人へ申付られけり却てとくの吉三郎は母のやまひ二三日べつして樣子あしければそばはなれず附添つきそひ種々しゆ/″\心配しんぱいなして勞はり居しが母は暫時しばし睡眠まどろみし中醫師の方へくすりを取に行んと立出る所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)