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微睡
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まどろみ
ふりがな文庫
“
微睡
(
まどろみ
)” の例文
「やはり少し汽車に疲れたようだ。」とそう云った叔父は、あの室で毛布にくるまり乍ら
白日
(
まひる
)
の
微睡
(
まどろみ
)
をソファアの上に貪っているらしい、と彼は思った。
恩人
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
微睡
(
まどろみ
)
の睫毛はみてゐる。……囲炉裏に白くなつた
燠
(
おき
)
を。(それが、宛らわたしの白骨、焼かれた残んの
骨
(
ほね
)
に似る)
雪
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
その夜は思いがけない蚊の襲撃に悩まされ、破れがちな
微睡
(
まどろみ
)
の中に明けた。
一ノ倉沢正面の登攀
(新字新仮名)
/
小川登喜男
(著)
“微睡”の意味
《名詞》
うとうと眠ること。微睡むこと。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温