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『海からきた卵』
ふりがな文庫
『
海からきた卵
(
うみからきたたまご
)
』
ミル爺さんは貧しい船乗りでした。若いときからつぎつぎに外国の旅をつづけてきましたので、もう今では大がいの国は知っているのでした。ところがただ一つ日本を知らなかったのです。いつも、印度を通って支那へやってくる爺さんの船は、上海で用をすますと、 …
著者
塚原健二郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥 第二十一巻第五号」赤い鳥社、1928(昭和3)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
三
(
みっ
)
羽
(
ば
)
生
(
なま
)
体
(
からだ
)
過
(
あやま
)
匹
(
ひき
)
打
(
う
)
家
(
いえ
)
紙幣
(
しへい
)
緋
(
ひ
)
横浜
(
よこはま
)
爺
(
じい
)
甲板
(
かんぱん
)
眺
(
なが
)
眼
(
め
)
神戸
(
こうべ
)
笑
(
わら
)
支那
(
しな
)
腹
(
なか
)
虎
(
とら
)
蟹
(
かに
)
鉦
(
かね
)
鎧
(
よろい
)
頬
(
ほお
)
山雀
(
やまがら
)
上手
(
じょうず
)
上海
(
シャンハイ
)
倒
(
たお
)
冑
(
かぶと
)
印度
(
インド
)
大方
(
おおかた
)
婆
(
ばあ
)
家
(
うち
)
尺
(
しゃく
)
棚
(
たな
)
廻
(
まわ
)
張子
(
はりこ
)
後
(
あと
)
戸棚
(
とだな
)
捕
(
と
)
捨
(
す
)
日頃
(
ひごろ
)
桐
(
きり
)