『秩父のおもいで（ちちぶのおもいで）』

秩父の数多い山の中で、高さに於ても姿に於ても、金峰山は一際すぐれて群を抜いている。御室から登る五十町の峻坂は、岩といい樹といい、如何にも山らしい感じを与えるので、決して飽きることのない路である。絶頂の五丈石は、よしや下から眺めて期待した程の …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル	芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション
初出	「霧藻」1928（昭和3）年12月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約7分（500文字/分）
朗読目安時間	約11分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

鮮（あざやか） 頻（しきり） 三頭（みとう） 明（あか） 許（ばか） 尚（な） 復（また） 惶（あわただ） 益々（ますます） 椈（ぶな） 稍（やや） 米栂（こめつが） 米舂（こめつき） 翻（ひるがえ） 苔桃（こけもも） 若（も） 茵（しとね） 踰（こ） 躑躅（つつじ） 金峰（きんぷ） 長閑（のどか） 鳶尾（いちはつ） 齎（もたら） 唯（ただ） 之（これ） 側（そば） 其（その） 冀北（きほく） 卯（う） 又（また） 呉（く） 唆（そそ） 白妙（しろたえ） 室堂（むろどう） 愈々（いよいよ） 搗（つ） 斯（か） 時鳥（ほととぎす） 梭（ひ） 毛氈（もうせん） 田部（たなべ）