『日本歴史の研究に於ける科学的態度（にほんれきしのけんきゅうにおけるかがくてきたいど）』

ちかごろ世間で日本歴史の科学的研究ということがしきりに叫ばれている。科学的研究というのが近代史学の学問的方法による研究という意義であるならば、これは史学の学徒の間においては一般に行われていることであるから、今さらこと新しくいうには及ばないは …

著者	津田左右吉
ジャンル	歴史 > 日本史 > 日本史
初出	「世界　三」1946（昭和21）年3月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約43分（500文字/分）
朗読目安時間	約1時間11分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

現（あき） 肯（うべな） 親（みずか） 即（つ） 命（みこと） 古（いにしえ） 誤（あやまり） 訓（よ） 甚（はなはだ） 考（かんがえ） 頗（すこぶ） 跳梁（ちょうりょう） 畢竟（ひっきょう） 神（かみ） 究（きわ） 重（おも） 背（そむ） 蒙（こうむ） 虞（おそ） 残滓（ざんし） 譬喩（ひゆ） 斥（しりぞ） 侮（あなど） 列（なら） 初（はじめ） 固陋（ころう） 弄（もてあそ） 形迹（けいせき） 恣（ほしいまま） 憚（はばか） 然（しか） 曖昧（あいまい） 来（きた） 概（おおむ） 権家（けんか） 歪（ゆが） 殆（ほとん） 何時（いつ） 溯（さかのぼ）