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『藍微塵の衣服』
ふりがな文庫
『
藍微塵の衣服
(
あいみじんのきもの
)
』
これは東京の芝区にあった話である。芝区の某町に質屋があって、そこの女房が五歳か六歳になる女の子を残して病死したので、所天は後妻を貰った。 後妻と云うのは、気質の従順な、何時も愉快そうな顔をしている女で、継子に対しても真の母親のような愛情を見 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
強
(
こわ
)
所天
(
うち
)
温
(
あたたか
)
彼
(
あれ
)
己
(
じぶん
)
比
(
ごろ
)
隔
(
へだて
)
揺
(
ゆす
)
隣
(
とな
)
所天
(
ていしゅ
)
微
(
かすか
)
怖
(
こわ
)
懐
(
なつ
)
据
(
す
)
襖
(
ふすま
)
頷
(
うなず
)
独言
(
ひとりごと
)
痩
(
や
)
頭髪
(
かみ
)
睡
(
ねむ
)
結
(
ゆ
)
継子
(
ままこ
)
開
(
あ
)
縁側
(
えんがわ
)
蒼白
(
あおじろ
)
衣服
(
きもの
)
注
(
つ
)
枕頭
(
まくらもと
)
擡
(
もた
)
五歳
(
いつつ
)
後
(
あと
)
彼女
(
あれ
)
弔
(
とむら
)
室
(
へや
)
姝
(
きれい
)
壮
(
わか
)
叱
(
しか
)
厭
(
いや
)
利
(
き
)
円髷
(
まるまげ
)
六歳
(
むっつ
)
何時
(
いつ
)