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『悪魔の尾』
ふりがな文庫
『
悪魔の尾
(
あくまのお
)
』
それはずつと大昔のことでした。その頃は地球が出来てからまだ新しいので、人間はもちろんのこと、鳥や獣すら住まつてゐませんでした。住まつてゐるものはたゞ悪魔ばかりであつたのです。 悪魔たちはみんな恐ろしく長い尾をもつてをりましたので、それを人間 …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1924(大正13)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
為
(
た
)
後
(
おく
)
立
(
たて
)
火焔
(
くわえん
)
遂
(
つひ
)
僅
(
わづ
)
丁度
(
ちやうど
)
市
(
まち
)
頂戴
(
ちやうだい
)
臥
(
ね
)
思召
(
おぼしめし
)
悧巧
(
りかう
)
殆
(
ほと
)
喧嘩
(
けんくわ
)
真暗
(
まつくら
)
私
(
わたし
)
無駄
(
むだ
)
生命
(
いのち
)
疋
(
ぴき
)
眉
(
まゆ
)
眼
(
め
)
種子
(
たね
)
頃
(
ころ
)
霰
(
あられ
)
霞
(
かすみ
)
溺
(
おぼ
)
止
(
や
)
槍
(
やり
)
播
(
ま
)
搗
(
つ
)
据
(
す
)
拵
(
こしら
)
愈々
(
いよいよ
)
怪我
(
けが
)
御心
(
みこころ
)
尻
(
しり
)
奴
(
やつ
)
啀
(
いが
)
唸
(
うな
)
取遣
(
とりや
)