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『一太と母』
ふりがな文庫
『
一太と母
(
いったとはは
)
』
一太は納豆を売って歩いた。一太は朝電車に乗って池の端あたりまで行った。芸者達が起きる時分で、一太が大きな声で、 「ナットナットー」 と呼んで歩くと、 「ちょいと、納豆やさん」 とよび止められた。格子の中から、赤い襟をかけ白粉をつけた一太より …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「女性」1927(昭和2)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約22分(500文字/分)
朗読目安時間
約36分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
冷
(
さま
)
大
(
でか
)
儲
(
もうけ
)
沁
(
じ
)
顰
(
しか
)
託
(
かこ
)
見窄
(
みすぼら
)
装
(
なり
)
美味
(
おい
)
懐
(
なつ
)
恍惚
(
うっとり
)
同胞
(
きょうだい
)
焜炉
(
こんろ
)
靡
(
なび
)
辛子
(
からし
)
軈
(
やが
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
周章
(
あわ
)
喫驚
(
びっくり
)
囁
(
ささや
)
囃
(
はや
)
美味
(
うま
)
縮緬
(
ちりめん
)
籾
(
もみ
)
神輿
(
みこし
)
碌
(
ろく
)
徐
(
おもむ
)
焙
(
あぶ
)
洒落
(
しゃれ
)
四辺
(
あたり
)
沁
(
し
)
楊枝
(
ようじ
)
棲居
(
すまい
)
梳
(
す
)
杵
(
きね
)
暇
(
いとま
)
斑
(
まだら
)
拵
(
こしら
)
尤
(
もっと
)
慍
(
おこ
)
惶
(
あわ
)