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『狼の怪』
ふりがな文庫
『
狼の怪
(
おおかみのかい
)
』
日が暮れてきた。深い山の中には谷川が流れ、絶壁が聳え立っていて、昼間でさえ脚下に危険のおおい処であるから、夜になっては降りることができない、豪胆な少年も当惑して、時刻に注意しなかったことを後悔した。彼はしかたなしに大きな岩の下へ往って、手に …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
ジャンル
文学 > 中国文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
端
(
さき
)
方
(
あた
)
嫁
(
かた
)
彼処
(
あそこ
)
甚
(
ひど
)
章
(
しょう
)
糧食
(
べんとう
)
容
(
さま
)
喫
(
く
)
懸
(
かか
)
何人
(
だれ
)
燈火
(
あかり
)
掌
(
て
)
蹲
(
しゃが
)
平生
(
いつも
)
質
(
ただ
)
衣服
(
きもの
)
自個
(
じぶん
)
除
(
の
)
赦
(
ゆる
)
簷
(
のき
)
裂目
(
さけめ
)
長手
(
ながて
)
仆
(
たお
)
相伴
(
しょうばん
)
畝
(
うね
)
起
(
た
)
点
(
つ
)
温味
(
あたたかみ
)
注
(
つ
)
歿
(
な
)
手端
(
てさき
)
懲
(
こ
)
愛想
(
あいそ
)
悪戯
(
いたずら
)
帷
(
とばり
)
室
(
へや
)
夢現
(
ゆめうつつ
)
団扇
(
うちわ
)
四辺
(
あたり
)
前方
(
むこう
)
凭
(
もた
)