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龕
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づし
ふりがな文庫
“
龕
(
づし
)” の例文
教授は
怖
(
おそ
)
る/\
龕
(
づし
)
の
扉
(
と
)
を開けにかゝつた。定めし
黄金
(
きん
)
の
眩
(
まぶ
)
しい光でも
射
(
さ
)
す事だらうと、心持眼を細くしてゐると、なかから転げ出したのは鼠のやうな真黒な仏さんだつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
神壇
龕
(
づし
)
のやうに輝き
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
黄金
(
おうこん
)
の
龕
(
づし
)
にひめて
文月のひと日
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
金色
(
こんじき
)
のみ
龕
(
づし
)
の光。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
大学教授といふものは
凡
(
すべ
)
て「真理」を窮めるために生きてゐるものだが、某氏が
龕
(
づし
)
を
開
(
あ
)
けにかゝつたのは、何も研究の為めでは無かつた。実をいふと、それを売つて
纏
(
まと
)
まつた金が握りたかつたのだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
▼ もっと見る
神壇
龕
(
づし
)
のやうに輝き
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
さは
龕
(
づし
)
の
戸
(
と
)
と
噤
(
つぐ
)
みつれ
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
皆がら
龕
(
づし
)
をこぼたれて
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
龕
(
づし
)
の御かげを
見隱
(
みがく
)
しに。
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
さは
龕
(
づし
)
の戸と噤みつれ
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
龕
漢検1級
部首:⿓
22画
“龕”を含む語句
神龕
龕燈
龕燈提灯
仏龕
小龕
御龕
龕燈返
葬龕
窓龕
白狐龕
龕灯
壁龕
船龕燈
石龕
龕灯提灯
釣龕燈
龕前
聖像龕
袂龕灯
起龕
...