“石龕”の読み方と例文
読み方割合
せきがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪白の冷たい石龕せきがんの内に急に灯がともされたように、耳朶は見る見る上気して、紅玉色に透り、漆黒しっこく眸子ぼうしは妖しい潤いに光って来る。
妖氛録 (新字新仮名) / 中島敦(著)
(最高き、最浄き石龕せきがんにて。)