“船龕燈”の読み方と例文
読み方割合
ふながんどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人目にたたぬように船龕燈ふながんどうをそででおおいながら、いまかいまかと舟宿から出てくる客を持ちうけている様子でした。
なまめかしい緋縮緬ひじりめんのしごきでくるくるとわえてある二人の死体を、漸く船の上に引揚げながら、何ごころなく灯りの下へ持ち運ぼうとした刹那! パッとその船龕燈ふながんどうの灯りが消えました。