“ふながんどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
船龕燈66.7%
舟龕燈33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人目にたたぬように船龕燈ふながんどうをそででおおいながら、いまかいまかと舟宿から出てくる客を持ちうけている様子でした。
なまめかしい緋縮緬ひじりめんのしごきでくるくるとわえてある二人の死体を、漸く船の上に引揚げながら、何ごころなく灯りの下へ持ち運ぼうとした刹那! パッとその船龕燈ふながんどうの灯りが消えました。
けげんな顔をしながら舟龕燈ふながんどうをさしつけて、じっとうち倒れている怪人の姿を見調べていましたが、とっぜん意外なことをでも発見したかのごとく、おどろいて叫びました。