“龕灯提灯”の読み方と例文
読み方割合
がんどうぢょうちん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龕灯提灯がんどうぢょうちんどらというようなものは、かねてその用意をして平間村に保管してあるから、明日、明後日両日の間に、それぞれ取寄せておいてもらいたい。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
そのひまに、覆面をした、龕灯提灯がんどうぢょうちんげた男が、抜刀のまま、さい潜戸から大勢うちの中へ入って来たのだそうである。泥棒の人数にんずはたしか八人とか聞いた。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)