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駒
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ごま
ふりがな文庫
“
駒
(
ごま
)” の例文
春以来、心をこめて、
飼
(
こ
)
うて来た
効
(
かい
)
があり、御承知の、
武蔵青毛
(
むさしあお
)
の四歳
駒
(
ごま
)
。秋にのぞんで、ひと
際
(
きわ
)
、
駿足
(
しゅんそく
)
の
敏
(
びん
)
をあらわして来たかに見らるる。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
定紋
(
じょうもん
)
は
放
(
はな
)
れ
駒
(
ごま
)
、
博多
(
はかた
)
の帯を締めて、
朱微塵
(
しゅみじん
)
、
海老鞘
(
えびざや
)
の刀
脇差
(
わきざし
)
をさし、
羽織
(
はおり
)
はつけず、
脚絆草鞋
(
きゃはんわらじ
)
もつけず、この険しい道を、素足に下駄穿きでサッサッと登りつめて
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
白
(
しろ
)
がね
鐙
(
あぶみ
)
、わか
駒
(
ごま
)
の騎士も
南
(
みなみ
)
へ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鞍置
(
くらおけ
)
る三歳
駒
(
ごま
)
に秋の来て 翁
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
秀吉は、この温良な人物を、小牧の開戦に先だって、自分の「持チ
駒
(
ごま
)
」として、手に入れておく必要を忘れていなかった。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
日吉が、立ち止った時、一頭の
放
(
はな
)
れ
駒
(
ごま
)
が河の中ほどからザブザブと駈け狂って、下流の
陸
(
おか
)
へ跳ね上がって行った。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ぶらり
駒
(
ごま
)
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“駒”の意味
《名詞》
馬。
将棋やチェスなどで、盤上で動かすもの。
自分の勢力下にあって、意のままに操れる人や物。
(出典:Wiktionary)
駒
常用漢字
中学
部首:⾺
15画
“駒”を含む語句
駒飼
駒形堂
駒止
白駒
駒形
駒鳥
黒駒
春駒
駒下駄
駒寄
若駒
維駒
駒形橋
駒留橋
三春駒
青駒
木曽駒
駒込吉祥寺
駒木根
駒ヶ岳
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