)” の例文
中臣藤原の遠つおやあめのおしくもね。遠い昔の 日のみ子さまのおしのいひとみ酒を作る御料の水を、大和国中くになか残る隈なく捜し蒐めました。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そこより入りでまして、悉に荒ぶる蝦夷えみしども一四を言向け、また山河の荒ぶる神どもを平け和して、還り上りいでます時に、足柄あしがらの坂もとに到りまして、御かれひきこす處に、その坂の神
いつはり御屋形へ推參奉りて候とまた餘儀もなく言上に及ばる綱條卿つなえだきやうきこされ越前其方が忠節ちうせつ頼母たのもしく存ずるなりよくも其所へ心付きしぞ予は病中成れども天下の一大事には替難かへがたし明朝登城し將軍家へ拜謁はいえつし如何樣にも計らふべき間其方安心致し此上心付候へとの御意にて又仰せには
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)