“飛脚屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきやくや50.0%
ひきゃくや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次はガラツ八をうながし立てゝ、其處から一丁とも離れない、仲通りの飛脚屋ひきやくやに立寄りました。
種々しゆ/″\とゝのへ江戸錦繪淺草海苔館林たてばやし團扇うちは其外田舍ゐなか相應さうおうの品々を買求かひもと荷造にづくりをして町内の飛脚屋ひきやくや十七屋とをつやより先へまはし夫より名主なぬし家主町代ちやうだいは申に及ばず懇意こんいの先々へ暇乞いとまごひに參りしに何れも餞別せんべつ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
平次はガラッ八をうながし立てて、そこから一町とも離れない、仲通りの飛脚屋ひきゃくやに立寄りました。
大野おおのまちからくるまをひいて油売あぶらうり、半田はんだまちから大野おおのまちとお飛脚屋ひきゃくやむらから半田はんだまちへでかけてゆく羅宇屋らうやとみさん、そのほか沢山たくさん荷馬車曳にばしゃひき、牛車曳ぎゅうしゃひき、人力曳じんりきひき、遍路へんろさん、乞食こじき
牛をつないだ椿の木 (新字新仮名) / 新美南吉(著)