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額田
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ぬかだ
ふりがな文庫
“
額田
(
ぬかだ
)” の例文
かれ高木の入日賣の御子、
額田
(
ぬかだ
)
の
大中
(
おほなか
)
つ
日子
(
ひこ
)
の命、次に
大山守
(
おほやまもり
)
の命、次に
伊奢
(
いざ
)
の眞若の命、次に
妹
(
いも
)
大原の
郎女
(
いらつめ
)
、次に
高目
(
たかもく
)
の郎女五柱。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
ほとんどが
宗徒
(
むねと
)
の新田一族で——脇屋義助、
義治
(
よしはる
)
をはじめ、堀口、綿打、里見、烏山、細屋、大井田、大島、
籠守沢
(
こもりざわ
)
、
額田
(
ぬかだ
)
、世良田、羽川
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただし貧乏線を論ずるのちなみに
額田
(
ぬかだ
)
博士の著書を批評した一節は、その後同博士の説明を聞くに及び、余にも誤解ありしを免れずと信ずるに至りしがゆえに
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
十月十二日の
時雨
(
しぐれ
)
ふる朝に、わたしたちは目白の
額田
(
ぬかだ
)
方を
立退
(
たちの
)
いて、麻布宮村町へ引移ることになった。
十番雑記
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
昔のえらい
額田
(
ぬかだ
)
なにがしと云う女のひとがうたった歌も
出鱈目
(
でたらめ
)
なのであろうか……。私はかいこのように熱心に糸を吐く。只、何のぎこうもなく、毎日毎日糸を吐く。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
▼ もっと見る
席に落ちつきましたら、隣に石井
柏亭
(
はくてい
)
氏、
千ヶ崎悌六
(
ちがさきていろく
)
氏がいられるので、『
冬柏
(
とうはく
)
』の歌会のあった頃を思出しました。前列から振返って目礼せられたのは
額田
(
ぬかだ
)
医学博士御夫妻でした。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
「たとえば、
額田
(
ぬかだ
)
さまの御夫婦は仲のいいことで評判です」とゆきをは云った
薊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
大館
(
おおだて
)
義氏、堀口美濃守、江田、
額田
(
ぬかだ
)
、烏山、羽川、里見、岩松、武田などの
宗徒
(
むねと
)
の一族旗本からまた——在京の禁門軍、名和長年らの諸大名の兵力までをあわせ
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ここでの
退
(
ひ
)
き
貝
(
がい
)
は敵に気勢を揚げさせるばかり……。そちは馬をとばして、味方の陣頭にある江田行義、
世良田
(
せらた
)
兵庫、篠塚伊賀、
額田
(
ぬかだ
)
為綱、
綿打
(
わたうち
)
ノ入道らに、
布令
(
ふれ
)
まわれ」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのほか、新田ノ庄の
郷々
(
さとざと
)
に散在していて、ここには居合さなかった
大胡
(
おおご
)
、
額田
(
ぬかだ
)
、一ノ井、細谷、綿打、横瀬、堤などの一族へもこの場からすぐおなじ旨をおびた使いが立って行った。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
“額田”で始まる語句
額田王
額田部子古
額田六福
額田郡
額田部
額田女王
額田郷
額田為綱
額田采女