“冬柏”の読み方と例文
読み方割合
とうはく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬柏とうはく』所載の消息なども、そうしたものを書いて自ら慰藉いしゃしていられたのではあるまいかと思いますと、お気の毒にもなって来ます。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
冬柏とうはく』の昭和五年十月号の消息欄に、賀古鶴所かこつるど氏が与謝野よさの氏にてた、次のような手紙が出ています。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
席に落ちつきましたら、隣に石井柏亭はくてい氏、千ヶ崎悌六ちがさきていろく氏がいられるので、『冬柏とうはく』の歌会のあった頃を思出しました。前列から振返って目礼せられたのは額田ぬかだ医学博士御夫妻でした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)