“柏亭”の読み方と例文
読み方割合
はくてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
席に落ちつきましたら、隣に石井柏亭はくてい氏、千ヶ崎悌六ちがさきていろく氏がいられるので、『冬柏とうはく』の歌会のあった頃を思出しました。前列から振返って目礼せられたのは額田ぬかだ医学博士御夫妻でした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
巴里パリイ全市は並木も家も薄墨うすずみ色の情調に満ちて居る。正午ひる前に石井柏亭はくていが来た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)