“柏林”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしわばやし50.0%
かしはばやし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「かしこまりました。ありがたい思召おぼしめしでございます。工作の方のものどもはもう万一まんいち命令めいれいもあるかと柏林かしわばやし測量そくりょうにとりかかっております」
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「するとつぎ精舎しょうじゃだ。城外じょうがい柏林かしわばやしに千人の宿やどをつくるよう工作のものへってくれないか」
四又の百合 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
その西の空のの痛いほど光る雲か、すきとほる風か、それとも向ふの柏林かしはばやしの中にはひった小さな黒い影法師か、とにかくたれかが斯う歌ひました。
葡萄水 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)