“賀古鶴所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かこつるど50.0%
がこつるど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冬柏とうはく』の昭和五年十月号の消息欄に、賀古鶴所かこつるど氏が与謝野よさの氏にてた、次のような手紙が出ています。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
古いところでは福羽美静ふくばびせい税所敦子さいしょあつこ、小池直子、まつ門三艸子とみさこ橘東世子たちばなとせこ松波資之まつなみすけゆき小出粲こいでつばら中村秋香なかむらしゅうこう賀古鶴所かこつるど与謝野寛よさのひろし、同晶子あきこの方々のもの、現存の人でも皆二
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
さうすると早速其人は駿河するがの桑原苾堂であらうと云つて、友人賀古鶴所がこつるどさんのもとに報じてくれた人がある。それは二宮孤松にのみやこしようさんである。二宮氏は五山堂詩話の中の詩を記憶してゐたのである。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)