“晶子”の読み方と例文
読み方割合
あきこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清三はそれを手に取って、初めは藤島武二や中沢弘光の木版画のあざやかなのを見ていたが、やがて、晶子あきこの歌に熱心に見入った。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
なぜこぞって屋外労働に従事しないか。なぜ政治運動に飛び出さないかと、晶子あきこ氏がいっているように私には思います。
婦人改造の基礎的考察 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
隆男たかお兄さまも、勇夫いさお兄さまも、晶子あきこ姉さまも、鎮子しずこ姉さまも、(もちろん、あたしもよ!)呆気あっけにとられて、へえ、と顔を見合わせるばかりでした。
キャラコさん:08 月光曲 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)