“勇夫”の読み方と例文
読み方割合
いさお100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隆男たかお兄さまも、勇夫いさお兄さまも、晶子あきこ姉さまも、鎮子しずこ姉さまも、(もちろん、あたしもよ!)呆気あっけにとられて、へえ、と顔を見合わせるばかりでした。
キャラコさん:08 月光曲 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
今運び出されているのは旧坑口に近い保存炭柱はしら仕事場キリハに掛っていた勇夫いさおという、若い坑夫の死骸であった。
斜坑 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
勇夫いさお兄さまは、あれは、黄疸おうだん色というんだよ、と悪口をいいましたが、あたしは、賛成しませんでした。
キャラコさん:08 月光曲 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)