“あきこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晶子33.3%
燁子26.7%
明子13.3%
秋子13.3%
彰子6.7%
暁子6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜこぞって屋外労働に従事しないか。なぜ政治運動に飛び出さないかと、晶子あきこ氏がいっているように私には思います。
婦人改造の基礎的考察 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
高見たかみ夫婦を尋ねたり、東京に出て来て居た音無信次の紹介で女詩人星野燁子あきこ女史を訪れたりして、三日間を愉快に送つたが、すぐに東京に飽いて四日目に横浜に帰つて来た。
昔のままの調度に真珠色の間接光線がみなぎりますが、集った旧会員達はことごとく半白の老人ばかりで、その中に会長の吉井明子あきこ夫人だけが、まだ昔のままの若々しさで
自分が牛舎の流しを出て台所へあがり奥へ通ったうちに梅子とお手伝いは夕食のしたくにせわしく、雪子もお児もうろうろ遊んでいた、民子たみこ秋子あきこもぶらんこに遊んでいた。
奈々子 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
彼は最早もはや常人ではなかった。彼は指の偏執狂へんしつきょうだった。死んだ愛人の彰子あきこの手のように素晴らしく綺麗で立派な指を探ろうとする偏執狂だった。
指と指環 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
暁子あきこってのを呼びだして話をさせると、久慈の娘は愛一郎にれているもんだから、私に会いに来てくれたんだなどと、平気な顔で偽証して、愛一郎を庇おうとするんだ
あなたも私も (新字新仮名) / 久生十蘭(著)