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雹
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ひよう
ふりがな文庫
“
雹
(
ひよう
)” の例文
凡
(
およそ
)
天より
形
(
かたち
)
を
為
(
な
)
して
下
(
くだ
)
す
物
(
もの
)
○
雨
(
あめ
)
○
雪
(
ゆき
)
○
霰
(
あられ
)
○
霙
(
みぞれ
)
○
雹
(
ひよう
)
なり。
露
(
つゆ
)
は
地気
(
ちき
)
の
粒珠
(
りふしゆ
)
する
所
(
ところ
)
、
霜
(
しも
)
は地気の
凝結
(
ぎようけつ
)
する所、
冷気
(
れいき
)
の
強弱
(
つよきよわき
)
によりて
其形
(
そのかたち
)
を
異
(
こと
)
にするのみ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
雹
(
ひよう
)
が降つたのか? そいつは困つたのう」
おスミの持参金
(新字旧仮名)
/
三好十郎
(著)
雹
(
ひよう
)
であるかと思はれた
山羊の歌
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
地気天に
上騰
(
のぼり
)
形
(
かたち
)
を
為
(
なし
)
て雨○雪○
霰
(
あられ
)
○
霙
(
みぞれ
)
○
雹
(
ひよう
)
となれども、
温気
(
あたゝかなるき
)
をうくれば水となる。水は地の
全体
(
ぜんたい
)
なれば
元
(
もと
)
の地に
皈
(
かへる
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
天寒の
強
(
つよき
)
と
弱
(
よわき
)
とによりて
粒珠
(
つぶ
)
の大小を
為
(
な
)
す、
是
(
これ
)
を
霰
(
あられ
)
とし
霙
(
みぞれ
)
とす。(
雹
(
ひよう
)
は夏ありその
弁
(
べん
)
こゝにりやくす)地の
寒
(
かん
)
強
(
つよ
)
き時は
地気
(
ちき
)
形
(
かたち
)
をなさずして天に
升
(
のぼ
)
る
微温湯気
(
ぬるきゆげ
)
のごとし。天の
曇
(
くもる
)
は是也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“雹”の解説
雹(ひょう)とは、積乱雲から降る直径5ミリメートル(mm)以上の球状や塊状の氷の粒。落下する雹はその衝撃によって人体、農作物や家畜、建物などに被害をもたらすことがある。
(出典:Wikipedia)
雹
漢検1級
部首:⾬
13画
“雹”を含む語句
降雹
雹乱
雹祭
雹雨
雹雲