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雨覆
ふりがな文庫
“雨覆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまおお
33.3%
あまおおい
16.7%
あまおほひ
16.7%
あめおひ
16.7%
ほろ
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまおお
(逆引き)
今でも年々あらたにする
屋敷神
(
やしきがみ
)
の
祠
(
ほこら
)
、または山小屋や積み物の
雨覆
(
あまおお
)
いなどは、たいていは藁の
穂先
(
ほさき
)
のほうを外へ出すことにしている。あの秋の田の
苅穂
(
かりほ
)
のいほなども、多分はこれと同じかったろう。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
雨覆(あまおお)の例文をもっと
(2作品)
見る
あまおおい
(逆引き)
石田は防水布の
雨覆
(
あまおおい
)
を脱いで、門口を
這入
(
はい
)
って、脱いだ雨覆を裏返して巻いて
縁端
(
えんばな
)
に置こうとすると、爺さんが手に取った。石田は縁を濡らさない用心かと思いながら、爺さんの顔を見た。
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
雨覆(あまおおい)の例文をもっと
(1作品)
見る
あまおほひ
(逆引き)
先に立つて行く軍人の
雨覆
(
あまおほひ
)
が八の絆纏の
袖
(
そで
)
と摩れ摩れになつて、その軍人は通り過ぎた。八は子供の時に
火傷
(
やけど
)
をして、右の
外眦
(
めじり
)
から
顳顬
(
こめかみ
)
に掛けて、大きな
引弔
(
ひつつり
)
があるので、徴兵に取られなかつた。
金貨
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
雨覆(あまおほひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あめおひ
(逆引き)
繩目
(
なはめ
)
の
儘
(
まゝ
)
にて
跑踞
(
かしこま
)
る同人妻せん與惣次も
謹
(
つゝしん
)
で
平伏
(
へいふく
)
なし何れも遠國片田舍の者始めて天下の
決斷所
(
けつだんしよ
)
へ召出され
青
(
あを
)
めの
大砂利
(
おほじやり
)
敷詰
(
しきつめ
)
て
雨覆
(
あめおひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
雨覆(あめおひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほろ
(逆引き)
煙のように棚びいている夜霧のために、船の
帆檣
(
ほばしら
)
も海岸の人家もぼうっとぼかされ、波止場に積まれた
袋荷
(
ふくろに
)
や
函荷
(
はこに
)
も霧に
罩
(
こ
)
められて、その
雨覆
(
ほろ
)
にたまった雫の珠がきらきら光っていた。
ラ・ベル・フィユ号の奇妙な航海
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
雨覆(ほろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂
“雨覆”のふりがなが多い著者
作者不詳
モーリス・ルヴェル
柳田国男
森鴎外
吉川英治