“函荷”の読み方と例文
読み方割合
はこに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煙のように棚びいている夜霧のために、船の帆檣ほばしらも海岸の人家もぼうっとぼかされ、波止場に積まれた袋荷ふくろに函荷はこにも霧にめられて、その雨覆ほろにたまった雫の珠がきらきら光っていた。