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苅穂
ふりがな文庫
“苅穂”の読み方と例文
読み方
割合
かりほ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かりほ
(逆引き)
すなわち秋の田の
苅穂
(
かりほ
)
のいほも同じで、かりの
建物
(
たてもの
)
ばかりに萱や藁、その他の不用品をつかっていたので、こんな名が今ものこっているのかと思う。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
建物の大きさからいっても、
住心地
(
すみごこち
)
の上からいっても、また保存年限の長さから見ても、こういうのは、もうけっして
苅穂
(
かりほ
)
のいほではない。
屑屋
(
くずや
)
どころか材料にえらい費用がかかっている。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
今でも年々あらたにする
屋敷神
(
やしきがみ
)
の
祠
(
ほこら
)
、または山小屋や積み物の
雨覆
(
あまおお
)
いなどは、たいていは藁の
穂先
(
ほさき
)
のほうを外へ出すことにしている。あの秋の田の
苅穂
(
かりほ
)
のいほなども、多分はこれと同じかったろう。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
苅穂(かりほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
苅
漢検準1級
部首:⾋
7画
穂
常用漢字
中学
部首:⽲
15画
“苅”で始まる語句
苅
苅萱
苅萱道心
苅田
苅入
苅株
苅薦
苅込
苅安
苅麥