“苅入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かりいれ75.0%
かりい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田植にも苅入かりいれにも名処を呼ぶのが便利だから、飛び飛びに耕地を持つ農家には、今でも決して無用でない。屋敷にもまたそれぞれの名があった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それでもなか/\捗取はかどらず、七日なぬかつたので、あとのこつて附添つきそつて兄者人あにじやひと丁度ちやうど苅入かりいれで、此節このせつが八ほんしいほどいそがしい、お天気てんき模様もやうあめのやう、長雨ながあめにでもなりますと
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日曜のあさ、人、失鳩答しきうた苅入かりいれたり。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)