“苅込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かりこ50.0%
かりこみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お庭もまあちっとずつ苅込（かりこ）みますで、へい、なにしろおそっきゅうのことで今日の間に合わなかったものでござりますから」
風流化物屋敷 (新字新仮名) ／ 山本周五郎(著)
庭園は抽斎の愛する所で、自ら剪刀（はさみ）を把（と）って植木の苅込（かりこみ）をした。木の中では御柳（ぎょりゅう）を好んだ。即ち『爾雅（じが）』に載せてある檉（てい）である。雨師（うし）、三春柳（さんしゅんりゅう）などともいう。
渋江抽斎 (新字新仮名) ／ 森鴎外(著)