雄鷄おんどり)” の例文
新字:雄鶏
何度なんど何度なんど雄鷄おんどりえだのぼりまして、そこからばうとしましたが、そのたびはねをばた/″\させてりてしまひました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
雄鷄おんどりはこのはやしびにて、たかがあんなたかそらつてあるくのも、自分じぶんつけにくのだといふことをりました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
はやしには百舌もずあそんでました。百舌もず雄鷄おんどりはうてはわらひました。そこへひはつてました。ひは雄鷄おんどりはうて、百舌もずおなじやうにわらひました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)