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陵
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みささぎ
ふりがな文庫
“
陵
(
みささぎ
)” の例文
この里ちかき白峯といふ所にこそ、
二〇
新院の
陵
(
みささぎ
)
ありと聞きて、拝みたてまつらばやと、
十月
(
かみなづき
)
はじめつかた、かの山に
登
(
のぼ
)
る。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
そこで
物部
(
もののべ
)
の
荒甲
(
あらかい
)
の大連、
大伴
(
おおとも
)
の
金村
(
かなむら
)
の連の兩名を遣わして、石井を殺させました。天皇は御年四十三歳、
丁未
(
ひのとひつじ
)
の年の四月九日にお隱れになりました。御陵は三島の
藍
(
あい
)
の
陵
(
みささぎ
)
です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
峠を越えてやうやく里に近付いたとき、鬱蒼と木立の繁つた
陵
(
みささぎ
)
があつた。
醍醐の里
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
将軍は後に幼帝を廃して、さらに
景帝
(
けいてい
)
を擁立し、それを先帝の
陵
(
みささぎ
)
に奉告しようとして、門を出て車に乗ると、俄かに大風が吹いて来て、その車をゆり動かしたので、車はあやうく傾きかかった。
中国怪奇小説集:03 捜神記(六朝)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
陵
(
みささぎ
)
のこの松かげに人をりて茶をたつる湯気のほのぼの寒し
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
たくぶすま新羅の王の
陵
(
みささぎ
)
に
一点鐘
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
ひむがしのたふとき山の
陵
(
みささぎ
)
の松
邃
(
ふか
)
きところ
古
(
ふ
)
りし
霊廟
(
みたまや
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
陵
(
みささぎ
)
の山のおもての
浅茅原
(
あさぢはら
)
いたくも荒れぬ松は
邃
(
ふか
)
きを
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“陵”の意味
《名詞》
(みささぎ)天皇の墓所。天皇陵。
(出典:Wiktionary)
“陵(宮内庁治定陵墓の一覧)”の解説
宮内庁治定陵墓の一覧(くないちょうじじょうりょうぼのいちらん)では、宮内庁が治定する陵墓の一覧を示す。
(出典:Wikipedia)
陵
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“陵”を含む語句
御陵
丘陵
迦陵頻伽
向陵
陵王
武陵
杜陵
杜少陵
寿陵余子
毘陵
秣陵
北陵
荒陵
東陵
蘭陵
伽陵頻伽
迦陵嚬伽
玉陵
広陵
金陵
...