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道
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ことば
ふりがな文庫
“
道
(
ことば
)” の例文
しかしもし道得がかく多様な形に現われるとすれば、矛盾し撞着する
道
(
ことば
)
に出逢った場合我々はどこに究極の仏法を認むべきであるか。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
太初が
道
(
ことば
)
であるか
行
(
おこない
)
であるかを(考えるのではなく)知り切っている人に取っては、この感想は無視さるべき無益なものであろう。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「夫れ太初に
道
(
ことば
)
あり、万の物これに由りて創らる。」とヨハネ伝の
首
(
はじめ
)
に録されたる如く、世界を支へる善・悪の法則を犯せば必ず罰がなくてはなるまい。
善くならうとする祈り
(新字旧仮名)
/
倉田百三
(著)
彼はおのれの言葉を世界の人々の口に話させる、そしてその言葉は「
道
(
ことば
)
」となる(訳者注 太初に道(ことば)あり道は神と偕にあり道は即ち神なり云々——ヨハネ伝第一章)。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
道
(
ことば
)
を蔵した渾沌のまことの世界は
智恵子抄
(新字旧仮名)
/
高村光太郎
(著)
▼ もっと見る
げに
太初
(
はじめ
)
道
(
ことば
)
あり
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
「それはじめに
道
(
ことば
)
あり、
万
(
よろず
)
の物これによりて
創
(
つく
)
らる」とヨハネ伝の
首
(
はじめ
)
に録されたるごとく、世界を支える善、悪の法則を犯せば必ず罰がなくてはなるまい。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
太初
(
はじめ
)
に
道
(
ことば
)
があったか
行
(
おこない
)
があったか、私はそれを知らない。
然
(
しか
)
し誰がそれを知っていよう、私はそれを知りたいと
希
(
こいねが
)
う。そして誰がそれを知りたいと希わぬだろう。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
しかし、「たとひ見解に殊劣ありとも、祖道は得吾なるのみなり」。達磨の
道
(
ことば
)
の真意は汝吾を得たりというにある。従って四人の弟子のために言った言葉は、初めより同等であり一である。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
しかもその道たるや、人倫の道であって、神の
道
(
ことば
)
でも悟りの道でもない。人倫の道を踏みさえすれば、すなわち仁を実現し
忠恕
(
ちゅうじょ
)
を行ないさえすれば、彼にとっては何の恐れも不安もなかった。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“道”を含む語句
道理
道化
天道
大道
直道
隧道
道程
道具
道路
道中
街道
道楽
桟道
並木道
道徳
人道
坑道
非道
馬道
軌道
...